ひとりひとりの心に寄り添う結婚相談所
コンシャス・ジャパン
マリッジコンサルタントの鳥山みどりです。
SMAPの解散の噂が出たのは今年に入ってからでしたっけ?
今年はベッキーのことなど、いろんな出来事が目まぐるしくあり、
半年前のことがずいぶん前のことのように感じます。
考えたら国民的アイドルSMAPもみんな40歳を超えている?!
中居正広 44歳
木村拓哉 43歳
稲垣吾郎 42歳
草薙剛 42歳
香取慎吾 39歳
香取君はぎりぎり30代なんですね。
アイドルといっても“40を過ぎたオッサン”と言っても良い年齢で、
国民的アイドルグループということが、今の日本を象徴している気がします。
彼らがサラリーマンなら、新橋あたりで会社の愚痴を言って
飲んだくれてるかもしれませんね。
“40を過ぎたオッサン”が5人集まって、
キムタク一人しか結婚していない現状。
これが今の日本の未婚率そのもの。
このSMAP世代は『段階ジュニア』と言われて、団塊世代の次に人口が多い世代です。
しかしながらこの世代が結婚して子供を産んでいないということは、
日本の人口減少の最も大きな要因となっています。
そしてこの『団塊ジュニア』はいわゆる『ロスジェネ』とも言われています。
ロストジェネレーション=失われた世代
バブル崩壊後の「失われた10年」に社会に出た世代。
就職氷河期に就職活動をし、非正規雇用、フリーター、ニート、ひきこもりなど
の減少が広がり、就職難民といわれいた。
その後、社会に出てからもグローバル化や新自由主義経済が加速させた
「格差社会」に投げ出され、08年のリーマンショックでは「派遣切り」などの
被害者がもっとも多く、「貧乏くじ世代」とも言われている。
内向きで覇気がないと批判されることも多いが、インターネット世代で、
家族・地域・社会の共同体とは別の「見えない他者」との緩やかな連帯を求める傾向が強い。
SMAP世代の特徴としてこんな風に言われています。
・内向的で覇気がない
・指示がないと動けない
・出世欲がない。
それは言いかえると
・冷静
・論理的思考がある。
・指示されたことは忠実に実行できる。
・建設的なコミュニケーションが出来る。
こんな良い面があります。
そして・・・SMAPをはじめ、
ロスジェネは何を失くしてきたのか。
それは『自分軸』ではないでしょうか。
SMAPもアイドルという仕事柄ではあるけれど、
事務所の言う通りに、忠実に言われたことをやってきた。
自分の意志とは関係なく、周りの期待通りに生きていたわけです。
しかしお世話になったマネージャーの独立事件に際して、
やっと自分たちの本当の気持ち、意見の対立が出てきた。
気がつけば、自分たちも40歳という年齢。
いままで、自分の意志はどこにあったのだろう。
自分の意見で動いていなかった自分を
冷静に考えたのではないかと想像しました。
そんな風に気がつく40代も少なくないのではと思います。
実際わたし自身も40代で、大手企業をでて独立することを考えました。
今まで周りに合わせて、周りの基準に合わせて生きてきたことに、
やっと気がつく。
人生折り返し地点を迎えたら、自分が主語になる自分が主役の
台本を生きてもいいんじゃないか。
先日、東京で働いていらっしゃる方の婚活相談をうけました。
「周りは40代、50代で独身の人ばかりだから、
なんだか麻痺しちゃって、安心しちゃうんですよね」
とおっしゃっていました。
会社はいつまでもいままのままとも限らない、
不安定な時代ですし、50代、60代になり体を壊したり、
リストラされたり、なにがあるかわかりません。
その時、会社や周りは助けてはくれません。
本当にすべて『ロスト』です。
そんな時『結婚』という安心を手に入れることも、
考えてみましょう。
周りがそうだから・・・と合わせることよりも、
自分がどうしたいのか、40代からの自分の人生はこのままで良いのか、
一度、自分を主語にして考えてみてくださいね。
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