最近、日経新聞で読んだコラム『独創老人をめざす』外山 滋比古さんや
著書『いのちの森の台所』佐藤 初女さんの本を拝読し、
高齢化社会への考え方がかなり変わりました。
日本はこれから世界でも初めての超高齢者社会を迎え、
4人もの老人を1人の若者が支える時代に突入する。
と聞くと、これから高齢者になるわたしたちも若者も不安でいっぱい。
だけど今までのように若者に支えられなくてもいいような高齢者が
増えたら、1人で4人を支える図は崩れるかもしれません。
外山氏がおっしゃるのは「今の高齢者は元気がない。自力で生き抜く力が足りない。」
外山氏自身も現在92歳で、若い時から、体の動く部分は全部動かしてきた。
足、手、口、80代から炊事も始めたそうです。五体の散歩を続けると体だけでなく、
心の健康にも良いそうです。
そう聞くと、やっぱり自立してなんでもやってみることは健康の秘訣かもしれないと
思いました。
日本全体が高齢化社会に向かうという不安で、高齢者マーケットには様々なサービスや
業者があふれ出してきています。
その中で「高齢者は弱者」扱いをしすぎている風潮もあるようにも感じます。
過剰時にしすぎるのも『自立』を奪うことになってしまうかもれません。
わたし自身も現在、高齢の両親と「自立」と「依存」の関係の中で、
お互いの良い距離の保ち方を常に考えています。
市バスや地下鉄の「優先席」や敬老パスは私がその対象の年齢になるころには、
半分くらいが対象になり、誰も『優先』などしてくれない気がします。
じゃあどうすればいいのか・・・・。
とりあえず、それぞれ『自立』した考え方、生き方を実践して、
誰かに『優先』してもらう意識をなくすしかない。
といっても加齢による病気や障害を抱えていらっしゃる方は『優先』させていただき、
元気な高齢者はずっと元気でい続けられるように、『自力』で努力をする。
自分が困っている人、若い人を助けるんだと思うことが大切になるとも思います。
日本はこれから誰もが見たこともない時代へ突入するけれど、
そんな時代に『新しい高齢化社会』を私たちが率先して作っていこう!
そう思うと、年を取ることもワクワクしてきませんか?
もう何歳なんだから・・・とか年齢に振りまわれるのをやめてしまいましょう。
(婚活世代は別ですよ。市場価値や出産年齢がありますから。)
そして先日、若い友人が出場したので誘っていただき「ミスユニバース愛知大会」の
応援に行きました。
若くて美しい女性が精いっぱい挑戦している姿に、刺激をたくさんうけましたが、
私たち世代も負けてはいられないと感じましたよ。
ミスユニバースの候補者たちが乗り越える厳しい試練『ビューティーブートキャンプ』
それは私たち熟女にこそ、必要ではないでしょうか?!
若ければ美しくって当たり前だもの。
老いにチャンレンジし、品格を備えた大人の女性を日本に誕生させる。
とかく日本は子供っぽい少女から母になり、いきなりおばさんになる文化。
最近、「大人女子」というのも流行っていますが、それより大人の素敵な女性が
増えていけば、おじさんたちもカッコ良くなって、日本の高齢化社会は
もっともっと楽しくなる気がします。
『一人ひとりが自立したカッコいい高齢者となり、新しい高齢化社会を作ろう』
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みどりん
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